琵琶湖には沢山の漁具が設置されています。
不注意で迷惑を掛けないよう注意してバスフィッシングを楽しみましょう。
■刺し網(小糸網漁) 鮎・鮒・モロコ・ビワマスなど | |
●刺し網の構造 湖面を航行していると、水面に発泡スチロール等で出来た大きさ20cm角程度のブイが一列にずらっと並んでいるのを見かけると思います。その多くが『刺し網』だそうです。 下の図のようにブイの下にはロープで吊るされた刺し網が入っています。 2003年1月末現在、吉川港沖に入っている刺し網は“鮒”を狙ったものだそうです。 |
|
![]() |
横から見た図 |
●航行時の注意 凪の場合は遠くからでもブイの存在が確認できるのですが、少しでも波があると小さなブイは目に付かず、直前でやっと気づくということが多いと思います。本来は下の図のように刺し網の終端である緑矢印のコースを通るのが一番安全ですが、近づきすぎて回避出来ない場合は黄色矢印のブイの間を通っても網本体を引っ掛ける事はないだろうとの事です。ただ、ブイのロープを巻き込むと漁具に損傷を与えますし、エンジンのプロペラやドライブにトラブルが起きる可能性もありますので、十分にご注意ください。 |
|
![]() |
真上から見た図 |
注)上記は一般的な琵琶湖の刺し網の注意点であり、例外もあるかと思われます。実際の航行の際は各自の責任で慎重に行ってください。 |
|
2002.1.29 文・絵 L.B.N. |